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2018.11.07更新

皆さん、こんにちは。

今日は、事業をするに当たり、考えるべきことを書いてみます。

例えば、お弁当、というような商材を、弁当屋として売るとします。

弁当ですから、コンビニ弁当で、400円以下のものもありますから、

価格は競争もありますので、当然安くすることが避けられません。

この前提で注意すべきことは、

1.安い商材を売って、利益を得るには、たくさん売る必要がある。

2.たくさん売るには、当然、たくさん作る必要がある。

3.安い商材で原価を抑えて粗利利益率が高いことが必要であり、粗利益率が低いと、いくら売っても、利益は残りません。

4.デリバリーに活路を見出すお店もありますが、デリバリーするには、人件費がかかり、よほど売らないと、利益が出ない。

5.デリバリーで怖いのは、交通事故です。無用に遠距離のデリバリーは受けないほうが賢明。

6.キッチンカーで屋台村に売りに行く形も、人件費負担が重い。

弁当屋を例に取りましたが、安い商材を売って、利益を積み上げることは、簡単ではないことをよく踏まえましょう。

できたら、利ざやのあるものを扱うべきです。

あと、弁当屋で言えば、料理をすることが好きで、こだわりのある職人気質の人が多いと思いますが、

経営者という目線でもものを考えることをお勧めします。

買ってくれている人がどういう人か、どういう好みか、お客様とそのニーズをよく研究することが大事です。

買ってくれた、来てくれるお客様と話をして、そのニーズ、できることを商材に反映する、

そのことで、リピート回数を増やし、もう一品買ってもらうことに結びつける。

商材だけで勝負するという発想ではなく、顧客との関係性を深めて、経営することを考えましょう。

逆にそこさえできていれば、視点や事業所を増やしても、成功する可能性が高いことを理解する必要があります。

ご参考にしてください。

投稿者: 税理士法人 原・久川会計事務所

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