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2019.08.01更新

皆さんこんにちは。

飲食業についてのお話です。

飲食業では、長年の積み重ねで一定の指標が示されています。

売り上げを10としますと、原価と費用などの割合として

仕入原価:3

人件費:3

諸経費:2

家賃:1

利益:1

これが、経験的に理解されている黄金率です。

ですので、この割合よりも原価や経費が少なくすめば利益が多くなるわけです

多くなっても利益は、2程度と言われております。

したがって、月売り上げが100万円の場合には

通常、利益は10万円程度になると想定され、

逆に、それでは生活ができない、となれば、

手残りの利益が30万円であれば、その5倍から10倍である、

150万円の売り上げで経費を抑えるか、

300万円を売り上げるか、しか方法はないわけです。

利益の金額から逆算して、必要な売り上げをどうやって獲得するか、

を考えることが大変重要です。

ランチ主体の業態として、10席、1000円のランチ、3回転、月25日営業、とすれば

1日3万円の売り上げ、月75万円になり、月の利益は、75000円から15万円とわかります。

ではどうするか。

売上を増やすためには、今の10席ではこれ以上伸ばせませんので、

お弁当を作って、1000円の弁当を30個売れば、

売り上げ150万円、利益も15万円から30万円が見込めるでしょう。

飲食店では家賃負担が重いので、物件を借りる前によくこうした想定を練ることが

大事だと思います。

当事務所は、日本フードアドバイザー協会のクラブ会員になりました。

経営的な部分、創業的な部分は税理士としてもアドバイスしておりますし、

飲食業としての細かい実務部分については、

1時間程度の協会の専門家による面談相談、

お店の健康診断、

などもできるようになっております。

ぜひ、開業予定の方、まず御相談くださいませ。

投稿者: 税理士法人 原・久川会計事務所

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