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2018.08.03更新

久しぶりの投稿になりました。

今日は飲食業の話です。

飲食店、できては、閉店、また新しいところが開店、繰り返していますね。

まず、創業時に、資金を潤沢に持つことは大事です。

政策金融公庫の創業融資などを利用することも、

利用することで経営者が資金調達について、経験を積めることもメリットですが、

2年間くらい、経営や業績が安定しない中を乗り切って安定させていくための運転資金、ということもありますが、

活用すべきと思っております。

こだわる商材、が、あることが普通ですが、

マーケットを広く取ることが大事です。

あまり尖った商材に特化することは、経営安定の道からは遠ざかってしまう。

尖ったものも、コアなファンには受けるので、もちろん否定しませんが、

万人向けの商材も持たないといけません。

経営に波がありすぎると、月次の資金も回らなくなりますので。

季節ごとの新商材を作って訴求することも、経営を安定させるために必要です。

夏と冬、それぞれ、売れなくなるものが出てくると思いますので、逆に売れるものを持たねばなりません。

ネット通販できる商材を持つことも、経営安定のためには大事だと思います。

人件費については、大変難しいですね。

デリバリーをやっておられる方を見たことがありますが、

あまり遠方まで配達することは、交通事故リスクもありますし、

往復の時間は無駄になる可能性が高い。

とにかく、人に関しては、

インセンティブを作って、やる気を引き出すこと。

そして、稼働率を上げて、お客様の売上に直結することを担ってもらい、手待ち時間的な時間を極力減らす工夫が要ります。

あと、経営者の方自身が、料理人である場合、日々が大変忙しく、経営的な観点から考えることができない、と思います。

なるべく仕組みを作って、スタッフに委ね、経営的な観点から、商材や顧客のニーズを考えることに時間をさくようにしましょう。

料理人としての経験と経営者としての経験は、全く異なります。店舗オペレーションはできても、

経営をきちんと軌道に乗せられないから、多くの店は惜しまれて閉店していく。

ぜひ、以上の点をご参考に、経営をバージョンアップしていただけたら幸いです。

投稿者: 税理士法人 原・久川会計事務所

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