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2018.01.19更新

私は東京国税局で、国債課税の現場、現場というのは外回り、つまり具体的な税務調査を担当して、調査対象企業に出向く、そういう仕事ですが、随分担当しました。

また、審理、ある税務上の事実認定、解釈上の判断をする際に、それが正しいかどうかを判断する部局で責任者でもありました。

税理士になってから、調査対象者である納税者の方が、居住者なのか、非居住者なのか、の問題を税務調査の目的とした税務調査を、長期間対応したこともあります。

海外転居をして、非居住者になれば、日本での所得税の累進課税を回避できる、また、超富裕層の方々の場合には、相続税を回避したい、などを目的としていると思います。

私は税務署がどんな道具立てで、どういうふうに事実認定を積み上げて、納税者の意図と異なる認定課税をしうるのか、十分に承知しております。

もちろん海外転居しても構いませんけれど、十分に、税務リスクについて情報を集めて、危なくないことをしていただく必要があると思います。

私は飛行機も嫌いですし、東京が好きですし、東京の周辺の車のドライブで出かける、箱根、伊豆、蓼科、上高地なども好きですので、

また、海外転居するような裕福でもありませんので、海外転居することを考えたこともないのですけれども(笑)

税務的にリスクの高いことはなさらないことをお薦めします。(了)

投稿者: 税理士法人 原・久川会計事務所

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